今、Uターン喪主が話題です。
誰に知らせるべきなのか、風習や決まりごとはあるのか、その土地に根付いていない盲点です。
ですが、葬儀の事前準備は遠隔操作ではできません。
故郷での親の葬式には、近所の人を頼るのが一番です。
葬儀社からのパンフレット、安い方から2・3番目のプランを基準に考えます。
地方では2番目に安いプランが相場です。
段取りは、色んな人に任せましょう。
甘えられるだけ甘えます。
世話好きおばさんは、おもてなし係に、通夜や精進落としでは、どんな料理を出すのか相談できます。
気配りもできる助っ人で、遠方からの方の宿泊の手配、精進落とし後には飲みなおす風習があることも教えてくれます。
一番顔の利くおじさんは、葬儀委員長に最適です。
親族全員の顔と名前を知っているのが特徴、どんな祭壇にすべきか、パンフレットを見せて相談してみれば、段取りも含めて協力してくれます。
尊敬される近所の古老は、儀式係になります。
地域に残る風習や決まりごとも、その都度古老に確認しましょう。
お葬式は喪主だけでは務まりません。
喪主に馴染みが無くとも、故人との繋がりがずっと深かった人たちに任せるのがおすすめです。
でなければ、近所の人に指摘され、責められることもあります。
何かトラブルが起こっても、こうした人たちは絶対にかばってくれます。