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状況変われば対応も変化する勇気が大事だ

お葬式は厳粛な儀式の1つですが、いつも同じ状況と時代背景であるとは限りません。
異なる状況というのは春夏秋冬の季節の変化があります。
21世紀になってからというもの、特に真夏場の暑さはひどすぎるものがあります。
しかしそんなさなかにあってもお葬式の世界では真っ黒な喪服を着て儀式をやるもんだという世間の概念はなかなか変わろうとしません。
しかしこれではいくら冷房のある建物内でも熱中症で倒れかねない人も出てくるかもしれません。
葬式では屋外へ出て火葬場に行かなければならないし、自宅と葬儀会場との行き来もしなければならないので、他の季節と同じ服装では確実に耐えがたいものがあります。
この状況を打開するにはやはり喪主自らがスーツの上着を脱いで儀式に臨む勇気が必要だし、葬儀会社のスタッフもそのように推奨する必要があります。
そしてその流れを確実にするためには、やはりメディアの支援が必要です。
普段の毎日の生活でニュースやいろんな番組の出演者が水を飲め、塩分をとれ、冷房をためらうなと連呼しているのと同様に、夏場の葬式や法要ではスーツの上着を着用するな、半そでのシャツで出てくるようにとインターネット上のサイトはもちろん、ラジオなどでも盛んにそう言及する必要があります。
すでにメディアの力で流れを変えた事例として終活とか家族葬とかなどがあるのでやろうと思えば確実にできるはずです。

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